親の介護

『親の介護』

 

誰しも、元気なまま天寿を全うしたいと思ってますが、

健康寿命は限られていて、

健康なまま老衰で最後を迎える方のほうが極端に少ないように感じます。

 

我が家庭は、最初にわたくしが20代のときに父が倒れ、

10年以上寝たきりで家庭の中で介護をしていたのですが、

一番そばで献身的に介護をしていた母が倒れ、

母も介護状態になり、二人の介護は不可能となって、

だいぶ時間はかかりましたが、

父を介護施設に入所させていただき

母だけを家庭で介護することになりました。

 

母だけですが、半身麻痺のからだを介助するのは未経験の人間からすると、

なかなか大変なことで、仕事もしなければならないし、

あのときはパニックやらなんやらで地獄のような日々が続きました。

 

だけど、今、振り返ると、面倒を見るほうが大変だと思っていましたが、

母や父の気持ちは「子供に負担をかけている…」

「みじめだ」「申しわけない」などの精神的に相当な葛藤があったに違いない。

としばらくたってからひしひしと感じました。

 

わたくしも仕事上、責任が大きい立場であったこともありますが、

両親には辛くあたったこともあります。

父が亡くなった後に、もっともっと楽しい思いをさせてあげたかったと後悔いたしました。

 

独身で同じような環境に置かれている人がいたら、

相手がいるいないにかかわらず、もう「結婚」という二文字が消えていってると思います。

これから、益々、同じ思いをする人たちが増えてきます。

もっと、将来的には老老介護が当たり前の時代がやってくる。

 

例えば、息子が40代で60代の親を介護し始めて、

20年が経過すると…老老介護が始まり、独身のまま生涯を終えてしまう。

このような人を増やしたくない。

だから、今、大変な状況にあってもあきらめないで欲しい。

 

どんな状況でも本人があきらめなければ可能性は無限大にあります。

しかし、あきらめてしまえば、その時点で止まってしまう・・・

介護にかかわらず、子育て真っただ中のシングルマザー・シングルファザー・・・

「ひとりより ふたり」あきらめないで!!とつくづく思うのです。